亜也「……?」
目の前に真緒さんの顔がある。
真緒「おはようさん」
亜也「っ……お、おはようござ……います」
真緒「大丈夫か?」
真緒さんはあたしの頭を撫でながら聞く。
亜也「あたし…………」
真緒「二回も倒れるしびっくりしたで(笑)」
亜也「!?」
二回も倒れた……?
真緒「マネージャーには言っておいたけど……疲れてたんやろ?熱もあったし」
亜也「…………すみません……」
真緒「まぁ今日はライブやし頑張ろな?」
真緒さんはあたしの頭を撫でる。何回も
亜也「……」
この光景どこかで見たような気がした。
ライブ当日。
ライブ会場。
前のりしていただけあって準備は早く済んだ。
剣「……亜也」
亜也「!」
外で待っていたのは剣さんだ。
剣「おまえあれから大丈夫なん?」
亜也「……あ……え?」
あたし剣さんにあったっけ……
「亜也」
呼ばれてあたしと剣さんは振り向く。
真緒「ちょっと話あんねんけど……」
亜也「あ……はい」
剣「ちょ……」