亜季「…………」
真緒「…………みんな気づきだしたんかな……」
亜季「さぁ……まだ言ってないんやろ……?」
真緒「……まぁ……な……でも、美月は亜也のことを」
亜季「美月はこっちでちゃんと言うとく。それより……剣のほう」
真緒「……」
そやあの二人、景ちゃんと美月はしらんねんや……
亜季「……もし記憶が戻っても亜也は傍にいてくれると思う……?」
真緒「……」
考えてへんかった。
亜季「剣は大好きやったからな、あやのこと」
真緒「……」
俺の頭の中にあの時のことが浮かぶ。
――――――――――
真緒「…嘘やろ………」
剣「ほんまや」
真緒「嘘つけ!!!昨日一緒にいたんやぞ!!!!」
剣「……死んでへんよ」
真緒「……!!なんでわかんねん!!?」
剣「俺がやったからな」
真緒「!」
―――――――――――

