あたしは八階にエレベーターがひらくとすぐに剣さんから離れた。
亜也「自分がなにしてるかわかってるんすか!!!」
剣「……んー別に俺がそうしたいと思うし(笑)」
剣さんはクスクス笑っている。
亜也「!!?」
あたしは話にならないと思って再びエレベーターに乗って七階を押した。
剣「そういえば美咲に今さっき会ったで」
亜也「……」
エレベーターのドアはしまる。
剣――――――――
剣「あ……今さっき覗き見してたやろ(笑)」
真緒「……なんであないなこと」
剣「あんなこと?」
真緒「抱きしめてたやんか!!!」
剣「別に普通やん」
真緒「!?」
剣「友達でもするやろ?」
真緒「友達て、男と女やぞ!!!!」
剣「じゃあ亜也ちゃんのどこかに真緒くんの名前でもあるん?」
真緒「……それは……」
剣「ぐずぐずしとったら横取りされてまうで」
真緒「っ!」