おつかいから帰ると美月が真緒さんを探していたのであたしも探しにいく。















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美咲「めっちゃよかったやろ?」
亜也「……」
美咲「亜也?あーやー?」
亜也「あ、ごめん(笑)なんかすごすぎて(笑)」
美咲「あはは(笑)」

初めてSadieを見た瞬間あたしは演奏ももちろんだが





ヴォーカルの真緒さんの声の印象が強かった。









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亜也「!!?」

真緒「あ……」









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亜也「???っ……繋がり!?……」
美咲「剣さんのね」
亜也「でも美咲て真緒さんちゃうかってん?」
美咲「そやで。剣さんと仲良くなって真緒さんのこと聞き出せるかなって(笑)」
亜也「うわぁ(笑)」
美咲は美人や。
そりゃ現役キャバ嬢はちゃうやんな。
美咲「そろそろいくわ」
亜也「仕事なん?」
美咲「ちゃう。剣さんと」




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亜也「…真緒さん美月さんが探してましたよ?」
あたしは息をととのえた。

真緒「……亜也ちゃんバンギャやってんやろ?」
亜也「!!?」