Unreal Love ♥


と、過去を振り返ると声をかけられた。

『美璃亜ちゃんだよね。』

「ぅん、まぁ」

『俺、杉浦充』

「どうも・・・」

その、杉浦充ってヤツは

金髪で顔立ちはまぁまぁいいと思う。

てか、この男軽い。

うざい。かまうなって感じ。

正直言うと。

ちょっとめんどくさくなって直希に小声で話しかける。

「ねーうざい。あいつ。」

『あ?』

「あの、充って人。」

『あぁ、アイツお前のこと狙ってるらしいぜ?』

「は?!だから、さっきも言ったけど・・・。」

『友達からでもいいじゃんか!』

「勝手に決めないでよね!」

『いいだろ?相談に乗ってくれたお返し。』

「はぁ。」

『まぁ適当に対応してていいから。』

「つか私口悪いし。」

『ああ、知ってるよ。』

「知ってんなら!」

『別に、口悪くても中身が良かったらいいんじゃね?』

「そういう問題じゃなくて。」

『はいはい。俺は繭莉ちゃんにアピールすっからあとは。じゃぁね。』

「え?ちょっと!」