Unreal Love ♥


私は校門前まで急いでいく。

って言ったって

これが私の速歩き。

まぁ歩いてると一緒。

校門前に着いた。

もうすでに直希はいた。

『美璃亜!おせーよ!』

と怒った。やっぱり。

いつも直希は時間に厳しい。

てか、集合時間ぎりぎりにメールしたのはお前だろ!?

とぶつぶつ心の中で言いながら

カラオケへ向かった。

私はこの空気になじめなかったので

ずっと携帯をいじる。

だって、まだ入学して1週間くらいだよ?

こんな空気なれるわけないじゃん。

はーあ。

友里絵に会いたいなぁ

友里絵とは私の大の大の大親友。

美樹とは正反対の超良い子。

大好きである。

美樹は中3んときダチだったんだけど

突然引っ越していなくなった。