その後、潤と充とは仲が悪くなったわけでもなく いつものようにみんなが なにごともなかったように 遊んだ。 私も二人に合わせるように 何事もなかったようにした。 今日から夏休みといううれしさと 遊び放題といううれしさで 私たちはあのことを忘れ去っていた。 直希はちょっと痛そうだったけど。 でもみんな笑っていて・・・ それはどことなく幸せすぎた。