「ごめん・・・。気づかなかった。」
『まぁ、満璃亜鈍感だし。』
と潤が言うと。
『で?』
と充が言った。
「あぁんーっと・・・。」
とためらう私をちゃんと私の返事を
待ってくれる二人。
「ごめん・・・。潤と充は・・・そういう関係にはなれない。ごめん。あ、でもうれしい。ありがとう。潤と充とはこれからも友達でいたい・・・と思ってる。」
と言った。
本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだ。
このことで二人を傷つけてしまったら友達じゃなくなるかもしんないけど
『そ。まぁ気持ち受け取ってくれれば何の問題もねーよ』
と潤は言ってくれた。
『ああ。これからもダチってことで。』
と充も言ってくれた。
「ありがと。」
と私は精一杯の笑顔で答えた。
『あ、寂しくなったら俺んとこ来いよ!』
と潤。
『あ、ダメダメ。コイツ弱っちぃから。』
と充
『うるせーな!お前もだろ!?』
ごちゃごちゃごちゃごちゃ
と言っている二人を見て私は思わず笑った。

