しばらくして、カラオケにつき歌い始めるみんな。
私はそれに圧倒され、
あ、いや歌うという勇気がなく
ただみんなの歌を聞いてるだけ。
相変わらず、直希は繭莉ちゃんにアピールし続けている。
繭莉ちゃんの特徴としては
「かわいい」よりも「きれい」って言う言葉が一番合うかもしれない。
目はパッチリでメイクも人並みで
すごくギャルって感じだけど
モテる要素をいくつか持っていそう。
私とは大違い。
その頃、私は美那と徐々に溶け込んで言った。
話が盛り上がり、アドも交換した。
うれしかった。
第一号の友達ができて。
それから9:00ぐらいまでカラオケで遊んでいた。
すっかり暗くなってきていた。
そりゃ、そうか・・・9:00だもん。
そのあと、繭莉ちゃんとも仲良くなり
このメンバーがいわゆるいつメンだった。
そこからの私の学校生活はガラッと変わった。

