Beats! ~美歌と奏楽の恋物語~



「ちょっと、道のど真ん中で大告白しないでくれる!?
これだからバカップルは…」


鈴鳴ちゃんは、1つため息をついた。


「だよなぁー
うん、本当困る。
バカップルって。」


うんうん、と首を縦に降る宙音くん。


…あれ?

この二人が同じ意見だ。
珍し。


「あたしの意見真似すんな!
バカチビ宙音!」


「バカは認めるけど、チビはお前だろっ!
幼稚園、小学校、中学校…って、前ならえの時一番前で腰に手…」


「その話はすんなっ!
殴るわよ!?」


ドゴッ


「ぐはっ!
…もう殴ってんじゃん。」


「あ、本当だ。
手が勝手に動いちゃった。
あたし悪くないんだからね?」


「知ってるか?
脳が命令して、初めて手が動くんだぜ?」


「知ってるっつーの。
ってか宙音が知ってることに驚くんだけど。
こんなバカなのにねっ!」


「さっきからバカバカ連呼してんじゃねぇよ!」


「あーらごめんなさい。
脳が勝手に口に命令しちゃった~
あたし悪くないんだからねっ!」


「…なんか、お前らの方がよっぽどバカップルじゃね?」



奏楽が言い出した。



それ、私も思ったけど、禁句だと思う。


「「…なっ////」」


綺麗にハモった。

鈴鳴ちゃんも宙音くんも、顔赤らめて。



ってか、この反応って…



「「だれがこんな奴とカップル(なんだよorなのよ)!?」」


またハモった。

これ…夫婦喧嘩みたい…。


「あのね~あたしはバカでもなければ、こんな奴とカップルでもないしっ!
っていうかバカはこいつだけでしょ?
一緒にしないでよねっ」


「だから、さっきからバカバカ連呼すんなっていってんだろ!
これでも成績上がってんだよ!」


「ほー?
じゃぁ、一番いい教科でいいから、何点だったぁ?」


「ぅ…っ!
それは…お楽しみだ。」


「いや、別に楽しみにしないし。」