「それよりね、ちょっと付き合ってほしいの」

そう言ったら裕也の顔がちょっと赤くなった気がした

窓から射す夕焼けなのかもしれないけど


「つ、付き合う!??あ、あぁ、い、……いいよ…」

それになんか動揺してる?


「本当?なら早くいこ!」

手をとって引っ張った


「ど、どこにでございますか!??」


いつもらしくない裕也
顔が真っ赤だ
夕焼けなんかじゃない


「え〜?秘密♪」

そう言ったらさらに赤くなった


(変な裕也。ま、おもしろいけど)