キケンな恋の方程式【完】

あたしが声を絞り出した瞬間。


聡はクルリと振り返り、



「バーカ。
雫。
認めんのが、おせぇんだよ」



ぎゅっとあたしを抱きしめた。


そして、あたしの髪に顔を埋め、


顔を上げるとともに、



「雫。
知ってる?」



そう言いながらあたしから離れ、電気をパチンと消し、リビングのカーテンをジャッ・・・と開けた。