キケンな恋の方程式【完】

「それなのに、急に、どうしたの?」


意地悪く
勝ち誇ったように
クスクス笑う聡。


「・・ぅぅ・・」


聡の言葉で急に恥ずかしくなって、あたしは聡の服の背中のあたりをぎゅっとつかんだ。


・・・顔をあげるのも、恥ずかしかったから。


なのに・・・


「オレが・・・
他の子とばかり仲良くするのがイヤって、それ、どうして?」


聡は恥ずかしさでプルプル震えるあたしを、


「雫は。
なんで、オレが他の女の子と話すのが、イヤなの?」


意地の悪い声でからかい続ける。