キケンな恋の方程式【完】

「あー・・・。
どっかでお茶してく?」


そう言い出した聡と黒あくまの後ろを歩く恵と幸とあたし。


はしゃぐ恵と幸とは対極にあるほどオチているのは、あたし、だけ。


だってさ?

あんた
ずるいよ。


あんなカッコいいトコ、見せるなんて。


恵の好きな人って、わかってて。


義理の弟なんだって、わかってて。


当たり前のように人気者って、わかってて。



絶対
認めたくないけど



それでも
あたしに
“好き”って感情を
抱かせる。