キケンな恋の方程式【完】

「それとも何か?
弟ってバラして、もっといじめられてみるか?」


ひぃぃぃ!!!
ぶんぶん。
それは、勘弁。


急いで顔を横にふるあたしに、


「感謝しろよ?」


黒あくまはドアの桟から手を離し、その手をそのまま下ろしてあたしの頭の上に乗せ


「フリとはいえ。
この俺様が“カレシ”やってやるんだから」


押し付けがましく、あたしの耳に囁いた。



・・・ありえない。
なんなの?
この展開。


いったい、何のための、彼氏?