キケンな恋の方程式【完】

そんな聡の言葉に、一気に和やかムードになるクラスの女子。


それにこたえて聡が、


「昨日もさ。
2人を仲直りさせたくて、わざと南野さんをからかったんだよね~」


・・・って。
そうだったっけ?


聡のあまりの嘘八百に、呆然とするあたし。


それに気づいた黒あくまが、大きな歩幅でやってきて。


ドアの上の桟に手をかけ、ぶらさがるようにして、あたしに耳打ちする。



「聡と姉弟って、ひみつにしたいって言ったの、おまえ、なんだろ?」


・・・はい。
それが、なにか?