キケンな恋の方程式【完】

・・・って。

あんた達。

何のやりとり?



でも
ラッキー


この隙に・・・


って、コソコソ逃げようとしたあたしのジャケットを、

まるで猫でもつまみあげるかのように、


黒あくまがつまみあげる。



「冗談・・・だろ?」



黒あくまは、力づくであたしを振り向かせ、


顔を見て鼻で笑ったあと、


「まぁ。
泣かせるのが面白いってのだけは、認めるけど?」


手足をバタバタさせるあたしに、わざと聞かせるように、含みを持った意地の悪い声を落とした。