キケンな恋の方程式【完】

「も・・・何言ってんの?
わけわかんないし。
も・・・こんなこと、やめてよ」


口に手をあて、ぷいっと横を向いたあたしの首筋に、


「本当は嬉しいクセに」


聡の指先がちょっと触れる。


「・・・っ!!」


肩に力を入れて、ぎゅっと目をつむったあたしに、


「かーわい~」


聡はくすくす笑って、


「雫ってさ。
真面目すぎて。
なーんか、ちょっかい出したくなるっていうか・・・。
いじめたくなるっていうか・・・」


あたしとの距離を縮め、


「その・・・さ?
恥ずかしそうな顔が、逆に、ヤバイ」


ポスっと胸の中に抱きしめた。