キケンな恋の方程式【完】

くるくる変わる聡の顔に向かって、深々とため息をつき、


「もー・・。
どうでもいいけど。
恵は、ちゃんと、大事にしてあげてね?
あたしの友達なんだから・・・」


聡の前で腕組をすると、


「あー。
雫。
いっちょ前に、お姉ちゃんの顔になってる~」


ケタケタと笑いながら、


「わかってるって。
だから、それ。
あげたんでしょ?」


聡は、あたしが握った紙を、ピンピン指ではじく。