キケンな恋の方程式【完】

ダン!


押し付けられた割と古いドアはカタカタ揺れて、


「・・・んっ」


聡の重みを胸と背中の両方に感じる。


「・・・やっ・・」


唇が離れたときに漏れる声も、


「・・・ぁっ・・。
・・・んっ・・・」


いつしか、甘い吐息に変わって、


聡が弟だとか・・・。
恵が聡を好きだとか・・・。


何にも考えられなくなったとき――…