キケンな恋の方程式【完】

「だから。
いつでも、逃げられたハズだけど?」


あたしの唇に触れる聡の親指。


「雫にその気があったら。
あんなにエロいキス、する前に」


フッと上げられる口角。


「でも、雫は・・・」


どんどん意地悪く光りだす瞳。


「ば・・・ばかっ!
何言ってるの?
あ・・・んたなんか、嫌いだし!!」


「ふーん。
そうやってムキになっても」