キケンな恋の方程式【完】

黒あくまは、あたしの手から茶封筒をひったくり、


「ま。
どっちかというと、
俺はSの方だけどな?」


あごを突き出し、
傲慢に
高飛車に
生意気に
笑った。



そして黒あくまは、

上段の下駄箱から靴を取り出し、

コンクリートに向かって、

バタンと落とした。