キケンな恋の方程式【完】

「が・・・びょう?」


何で?


口に手をあて、
下を向くあたしに。


「おまえ、ドMだと思われてんじゃねぇ?」


黒あくまは、バカにしたように笑い、


「何か袋・・・っと」


かばんを探り、


「これでいいか」


茶封筒を取り出した。


そしてあたしのローファーを裏返し、
画鋲をザラザラっと音をたてて封筒に入れた。