キケンな恋の方程式【完】




「まだ居たのか。
さっさと帰れ。
バカ」


意地悪さMAXのドス黒い声が、

聡が遠ざかった廊下に響き、


「おまえが襲われたら、
俺の責任になんだろ?」



黒あくまがかったるそうに、

ペタペタ歩いてくるのが、

ぼんやり見えた。


「世の中には。
女なら誰でもいいっていう物好きもいんだよ」