キケンな恋の方程式【完】

「そんなこと聞いて、
どうすんの?」



片手をポケットに入れたまま、

聡がスタスタと戻ってきて、

かばんを投げ捨て。



あたしの立つ横の壁。

あたしの頭の上に“バン!”と荒々しく手をついた。



「・・・ぅ・・」


ドキドキが増す心臓。


「あーあ。
雫。
またそんな顔して。
オレに何て言って欲しいわけ?」