キケンな恋の方程式【完】

・・・なんで?

・・・なんで?


そう思えば、
そう思うほど


胸がドンドン苦しくなっていって、


あたしは、制服のリボンをギュッと強く握り締めた。




「ふーん。
別に。
嫌いでけっこう」




黒あくまは、鼻先でフッと笑ってから、

立ち上がり、

椅子の背から制服のジャケットを取り上げ、

袖を通した。