キケンな恋の方程式【完】

そう。
おばけ!!


暗い和室に顔だけ浮かび上がった、
あのニヤリと不気味に笑う顔を思い出して、


あたしは、目の前の聡に、ギュッとしがみついた。


「どうしたの?
お姉ちゃん」


驚く聡に。


「お・・おばけがいたんだよー」


そう訴え、
涙を流しながら、
歯をカチカチ鳴らす。