図書室の君【短編】





そして私はゆっくりと
彼の座る机へと向かってゆく。




カタッと椅子を
迷惑にならないように
慎重に引いて




彼のななめ向かい側に
腰掛ける。




本をたてに
バレないように彼を盗み見て




でもまたサッと
視線を本に戻して。




それを
延々6時まで。