ある日、急にお腹が痛くなった私は薬をもらうために職員室へ行った。
小さなこの学校には保健室が無かったから。
ノックして入ると、そこには伊藤先生しかいなかった。
「どうした?」
「・・・お腹が痛くて」
「大丈夫か?」
「たぶん・・・薬ってありますか?」
「あぁ、ちょっと待って」
救急箱から腹痛の薬を出してくれた。
「二錠か・・・」
先生は私の手を取り、薬を出した。
「・・・ありがとうございます」
「うん、本当に大丈夫か?」
「はい」
「だめだったら、ちゃんと言えよ」
「はい、失礼します」
急いで職員室から出た。
ドキドキしていた。
