「謝ってばかりだな」 クスッと先生が笑った。 「ごめんなさい」 「ほらまた。ふふふ」 「あ・・・」 「どうだ?学校は」 「えっ、楽しいです」 「だろうな。いっつも嘉川とくっついてるもんな」 「あはは、そうですね」 「いいんじゃない」 「え?」 「楽しめ」 「あ、はい」 「高校生活なんてあっという間に過ぎちまう。今しか出来ないこともあるしな。やりたいようにやれ。まぁ、俺に迷惑かけないくらいにな」 先生は笑った。 私も笑った。 緊張なんて、いつの間にか無くなっていた。