さくちゃんの事が気になりつつ教室に入った。 「おはよう」 と軽く手をあげる伊藤先生がいた。 ドッキン・・・ カーッと顔が熱くなる。 「やっぱり来るの早かったな」 と白い紙をヒラヒラさせて近寄ってきた。 (あ、手紙・・・) 「はい」 先生はそれを渡すと教室を出て行った。