「ごめんね…
ほんとにごめん…
無視してたつもりはなかったんだけど…
あっ…
あの…
その…
なんだかあなたの声を聞いてたらずっと聞いていたい気分になっちゃって。」

女の子は笑顔で話したけど…

心の中まで見えないや、

でも…


その娘の瞳は濡れていた…

必死で話すその瞳…

いつしか夢中で見つめてた。

この娘の傷を癒したい…

その時思ったことだった。

失くしたくないこの笑顔…

ホントに心に決めたんだ。

ほんとの笑顔にしてやろう…

男は心に深く刻む。

勝手に決めた約束だけど、

オレが決めたことなんだ。