「え!?あ、まあ・・・」

「そっか、そういえばいっぱい泣いたしな」

その子は俺に少しだけ気を許した

そんな気がしたんだ

「あんた名前なんて言うの?」

「え、俺?俺は中山ハヤト、てかそっちから名乗るのが礼儀ってもんやろ」

「あ、うち?うちの名前は笹川みなこ」

それが俺とみなこの出会いだった