彼と私は目を合わせる。 彼の瞳は熱っぽく私を見つめる。 華麗に舞い続ける智成さん。 極楽鳥は雌のために美しい羽根を広げて求愛をダンスを踊ると言う。 彼の恋情が私との距離を縮め、隔てた壁を越えて来る。 真っ直ぐに伸ばされた彼の手が私の手を掴む。 まだ…見ぬ世界に…私の知らない世界に誘おうとする。 私もそれを望んでいる……。 ……本当の自分を見てくれる…晒け出すことが出来る彼。 私もあなたと新しい世界に行きたい…。