秘密のMelo♪y①*日本編*


――楓サイド――


食事から一時間後、俺は青木修平と高橋花梨に睨まれる結果となった。


「…俺のせいじゃねぇだろ」


ただ中身までガキなこいつが、まだ九時前というのにすっかり寝てしまっているだけだ。

俺の膝を枕に。


「…でもあんたに懐いてるってのが解せない」


「よりにもよって楓ちゃんかいな」


「んー……」


うるさかったのか、眉をしかめて軽く身じろぎをする。

思わず体と頭に手を添えてしまった。


「……」


なにやってんだ俺は。


「で、さ」


「は?」


「誰も聞かないから、代表して遠慮なく聞くわよ」


そう言いながらも視線は、俺の膝の上の真緒。

めんどくさいことになりそうだと、嫌な予感がした。


「星野楓。あんた真緒が何者か知ってんでしょー」


…ハア…。

そう来るだろうとは思ったが…。