「琥珀と梨音、大丈夫かな?」
だいぶ迷ったんだけど、二匹も連れて行くことにした。
うちの飛行機だから気兼ねすることなく乗せられるんだけど、本人達が心配。
誰がどう見てもまだ子犬だし…初めてだし…。
大丈夫かなあ…。
「自家用機なら、いざという時止めることもできんだろ?」
そりゃまあ。
うん、そうだよね…。
どこでも止めれるかってーとそうじゃないけどさ当然。
大丈夫だよねきっと…。
「頑張ろうね琥珀。梨音」
「きゅん?」
「わふっ」
うにゃ~~~可愛いっっ!
や~んもう怖い目に合わせたくないよ~!
「お前……父親に親バカとか言う資格ねぇぞ」
……そお?
当然の思いじゃない? ねえ?
「出発いつなん?」
いつの間にか普通に戻っているしゅっちゃんが、かっくんの肩に顎を乗せて聞く。

