秘密のMelo♪y①*日本編*



―ピーンポーン


数十分後、あらかたの荷物を詰め終えて二人でお茶を飲んでいると、上のチャイムが鳴った。

…と、いうことはだ。


「かっくんとしゅっちゃんと蓮くんだ」


下でチャイムが鳴らなかった。

イコール番号を知っている。

イコールかっくんか蓮くん。

でも蓮くんはちゃんと、下のチャイムを鳴らしてから上がってくる。

てことは開けたのはかっくん。

そんで上まで上がって来たら、かっくんは勝手に入ってくる。

でも今チャイムが鳴った。

てことはさらに他に誰かいる。


…ってことだ!


「推理してないで出てあげたら?」


「出なくても入ってくるよ。かっくんが」



「おい終わったか?」



「…ほらね」


「…ほんと」


くすっと笑って肩をすくめるあたし達を、かっくんが不思議そうに見ていた。