秘密のMelo♪y①*日本編*


弾き終わってふと気付くと、しゅっちゃん達を始め、誰もがあたしに視線を集中させていた。


あ、あれ…。

やばかった、かな?

やっぱりまだだめ!?


わわわわわっ…。


慌てふためくあたしとは裏腹に、りんりんがものすごい勢いで走り寄ってくる。


「真緒たんすごい!」


肩を掴んだかと思うと、思いっきり抱きしめられる。

しかもお姉さまの胸があたしの呼吸を邪魔してる。

苦しいよりんりん!!


「これがここまでいい音出せたなんて…」


「この辺りに来ると、こらもう弾き手の問題やな」


蓮くんとしゅっちゃんも、引き続き驚きを口にする。

よかった…怒られなかった。


「ちょっと来い」


「ほ?」


ぐいんと腕を引っ張られ、遠心力で首ががくんとなる。

そのままの体勢でその人の顔を見た。


「かっくん」


「あ"?」


わあ。