秘密のMelo♪y①*日本編*


「しっかし……真緒ちゃんがあの藤峰真裕やったとはなぁ。…な、真緒たん」


「本当……。なんかの冗談じゃないの? ねえ真緒たん」


「僕は薄々気付いてたよ。…ねっ、真緒たん」


蓮二までもが、眠る真裕にそう語りかける。

やっぱりこいつ……気付いてたのか。


真裕が、自分がそうだと告白したとき、他のやつらの反応は想像通り過ぎて笑えもしなかったけれど。


「…笑う必要、なくない?」


でも、蓮二は……一瞬目を細めただけだった。

その表情からは、驚きはあまり読み取れなかった。


「…あのシーンでようそんな冷静に人の観察しとったな」


「てかさ、それよりあたし腹立つんだけど」


「なにが?」


なぜか真裕の髪の毛で手遊びをしながら蓮二が問う。

……さりげなく(思いっきりともいう)蓮二の手を振り払っといて。


「…俺が知ってたこと?」


花梨に聞いてみた。


「そうよそうよ。よく分かってんじゃない。な・ん・で、あたしじゃなく楓なわけ?」


「あ」