秘密のMelo♪y①*日本編*


「じゃほんっと遠慮なく聞くわよ? いいのね?」


「できれば俺じゃなくこいつに…」


「今すぐ聞きたいんだからあんたに聞く」


「……」


…まあ、こいつも別に隠したいわけじゃないらしいし…。

わけ分かんねぇこと言ってたな。


『バレたら負けーみたいな。そんな感じになっちゃってさ。あはは』


……うん、よし。

ここはぜひ負けてもらおう。

つかも自分で言ったわけだし。すでに“負けて”んのか。



「はい着きましたよー」


それから数分ほどしてタクシーは止まった。


「ああ、僕ら払っとくから先に行きなよ」


「ああ。サンキュー」


「……僕“ら”!? 俺も?」


「当たり前だろ。お前は自分の分と楓くんの分払うんだよ。花梨も自分の分ね。…僕は真緒ちゃんの分」


「分、っつったってよう分からんやろ!」


「バカだね…。金額÷人数で出るだろ」


「…めんどっちいやっちゃなぁ…」


……細かいと言ってやれ。