秘密のMelo♪y①*日本編*


ぐっと眉間にしわを寄せ、右手で服を掴む真裕。

顔を覗き込んで聞くと。


「きもちわるい…寝たい」


「ああ…ちょっと待て。タクシー拾うから。……って吐くなよ?」


「うん…」


あとで色々三人から……いや、おそらく二人から聞かれることもあるだろうと思い、あえて全員で病院に行くことにした。


「う…ん~……。くるまやだぁ…」


「我慢しな」


「んんー…」


泣きそうな顔ですり寄ってくる。

辛くなってんだろうな…体。


人ってのはなぜか、弱ってる時には人に頼りたくなる。

精神的にも肉体的にも。


…まあ、こいつの場合いつも甘えてきてる気もするけど…。


「ねえ…」


「あ?」


「あたし達も来いってことはさ、なんでも聞いてこいってことだと思っていいのよね?」


「まあ……限度があるけど」


色んな意味で。

俺がすべて知ってるかって言うとそうでもないだろうし。