「あ、ありがと…だいじょぶ」
うにゃ~~!
ぐらぐらする…気持ち悪い頭痛い体重い~~!
「無理すんな…?」
「うん…」
結局かっくんに支えられるようにして裏に回った。
「ねー真緒どうしたの? なんでそんなに…」
「そうやで真緒ちゃん。無理したらあかんよ?」
「うん…ありがと」
「足…もつれてるよ」
「えー? そんなことないよ。蓮くん瞬きして右見て左見て後ろ見てもっぺん前見てごらん」
「意味分かんない」
……そ?
舞台そでに上がると、案の定人影が。
やたっ…しめた!
かっくんの手を振り払うようにして、物陰に隠れながら近づいた。
「…ど? なんか聞こえる?」
「うん…」
人影…二つ?
ううん。三つだ。三人いる。

