秘密のMelo♪y①*日本編*


後を追ってきたらしいみんなが、息を切らしながら駆け寄ってきた。


「大丈夫か?」


あたしの体調を案じてくれるかっくん。

ぴとっと額に手を当てる。


「上がってんじゃねぇの?」


「ん…大丈夫」


そうだ…舞台そで!

舞台そでに行けば、誰かいるかもしれない!


「かっくん…じゃなくてせっかく先生がいるなら先生!」


「あん?」


「舞台そでに行きたい! どうやって行くの?」


「はあ!? おまっちょ…何する気だ?」


口元に手を当ててひそひそ聞いてくる佐藤先生。


「行ってみるだけですぅ。教えて」


「そりゃ……裏から回ればすぐだけど…」


「あんがと!」


はわーっと…!


駆け出そうとしたとき、目の前がぐらーっと揺れた。


「真緒!」


かっくんの珍しく焦った声と共に手が伸びてきて、しっかとお腹にまわされた。