秘密のMelo♪y①*日本編*


ホールは人だらけだった。

生徒や先生だけじゃない。

なんとテレビカメラや新聞雑誌の記者、一般人まで紛れてる。

こんな大々的に本格的にやるなんて…どういうつもり?


「ああっ。武藤さん!」


「え?」


聞き覚えのある声に振り返ると、しゃなりしゃなりと腰を振る岬先生だった。


「これはどういうことですか?」


「いや……それが私のほうが聞きたいくらいで…」


あたしに聞かれても困るのよ。

…と言っても、普通聞くか。


「武藤、岬先生」


またまた現れたのは、ネーミングセンスゼロの佐藤先生。


「どうも……お前の仕業じゃなさそうだな。偽物が現れたか?」


「そおなんですそおなんです見ました? 雑誌」


「雑誌?」


どうも見ていないらしい。

あのむかつく“一言”を…。


「まあ…誰もまさかお前さんが本物だとは思わんだろうな。中学生みたいだし」


日本でいうなら高校生ですよこれでも。

中学生って言い過ぎでしょちょっと。