校内が浮足立ち、先生達も覚えのないらしいポスターに戸惑いを隠せていない様子。
てことは学校の仕業じゃない…。
そして学校公認ですらない…。
……なにものあれ?
「???」
ひたすら首を傾げるしかなかった。
「…青天の 下で思うは 雨の空」
なにやら……雨が懐かしくなるほど、あったかくなってきましたな…。
…そんなときだった。
外のほうが異常に騒ぎ出したのは。
「なにかしら?」
りんりんに続き、窓から覗いてみる。
人が集まっているところには、車があるようだった。
「マジで!?」
「え?」
反対側の廊下の方からそんな声が聞こえ、反射的に振り返る。
そして、その彼は言った。
「藤峰真裕が下見に来た!?」

