秘密のMelo♪y①*日本編*


「あ、そおだ。りんりん聞いて聞いて!」


「なあに?」


「あのねぇ、父様から届いたんだよこれ!」


「バイオリン?」


「うん! きゃはっ❤」


あたしにのみ通じる嬉しさなわけだけど、それでも自慢したくて仕方がなかった。


「これだけ唯一まおのなの。先生のとかじゃないんだお」


「そうなの! まーまーよかったわねぇ~」


子供をあやすみたいにいい子いい子されたけど、そんなこともどうだっていい。

りんりんがあたしを子供扱いするのなんていつものことだしね。


「これ分数?」(※分数=子供サイズ)


「ううん。父様が特注して作ったやつ」


あたし背が低いから普通サイズじゃ大きくて…。

でも分数じゃあんまりだとか言って父様、作らせちゃったんだよね、えらそーなことに。


「…ほんっま真緒たんパパ何もん?」


「ただの親バカ」


…かっくん……。

間違いじゃないけどさ、決して。

真顔で言うかそれを。