―ピーンポーン
それから数時間後、気が付けば夕方。
チャイムが鳴った。
上まで上がって来てる?
てことは……。
「りんりん達だ!」
下のドアを開ける番号は、りんりんに教えた。
上がってこれるなら他にいないはず。
「りんりーんっ!」
飛び上がって駆け出し、扉を開けた。
「きゃーっりんりん!」
「りんりんよ~♪」
「どないしてん真緒たん、えらくご機嫌やね」
「うふふふふふ」
不思議そうに聞いてくるしゅっちゃんにも笑顔を返し、「とりあえず上がって」と招き入れた。
「あれ? 梨音ちゃんは?」
実は犬が大好きな蓮くんが、琥珀しかいないことに気づき首を傾げる。
「梨音はかっくんが大好きだから」
今かっくんの膝の上で寝てるんだよね。超可愛いけど超妬ける。
いいなあ梨音…………じゃなくてかっくん…。

