秘密のMelo♪y①*日本編*


「今日起きたら琥珀が顔舐めてたんだけど!」


「その前にお前服!」


恐らく、風呂に入ろうとして気付いたんだろう。

脱ぎ掛けなのも忘れて飛んできたワケだ。


…脱ぎ掛けどころか下着じゃねぇかよおい。


「かっくんのうそつ…」


「だから服を着るなりなんなりしろ」


「…あん? ……あ」


ハア……。こいつはもう…。

俺をどうしたいんだ一体。昨日から。


「風呂に入るなら入れもう…」


「…むぅ~…」


不満そうに唇を突き出しながら引き返す真裕からは、一片の恥じらいも見つからない。

いいのか、女として。というか人として。

朝っぱらからなんか疲れたな…。


最近になってようやく普通のドッグフードを食べられるようになった琥珀達の食器にドッグフードを流し込み、まるで自分の家のように勝手に冷蔵庫を漁った。


…どうでもいいが、こいつんとこの冷蔵庫はいつも妙に豪勢だな。

例の「父様」から送られてきてんのか?