「♪♪~♪~~」
機嫌がよく笑顔の真裕を見るのは俺も好きだ。
だから別に…一向に構わないのだが……アイツ…なに持ち込んでんだおい。
「おい待てこら」
「えー?」
「えーじゃねぇよ。なんだその手に持ってんのは」
「かっくんのまくら」
「……」
……が、なんでお前の寝室に持ち込まれる?
あ…今…自分の台詞を思い出した。
そしてそこから一つの推測が……。
『なんなら子守唄でも弾いてやろうか?』
……あれじゃあるまいな。
そのまま一緒に寝ろとか言いだすんじゃあるまいな。
「♪~♪梨音たんきょおはかっくんと一緒に寝よおねぇ~」
「……」
本気かこいつは。
分かってんのかおい。
…言っておくが、アイツらにも言った通り俺達は別に付き合ってはいない。
色々おかしいと思うんだが。

