秘密のMelo♪y①*日本編*


「あら。武藤さんに星野くんじゃありませんこと」


「はい?」


突然後ろから声をかけられた。

この口調、声色、そしてもう匂ってくるお化粧のにおい。間違いない。


「岬せんせえ」


「ごきげんよう」


「へ…ご、ごきげんよう?」


「聞きましたわよ。昨日のこと…。それに今朝も。あなたもしかして…」


「いやー……かっく……この、えーとこの人。あのー……星野楓! そう、星野楓だ。……以外は知らないはずですけど…」


「んまあ!」


げっ。

な、なになに?


「んまあなんてことでしょう! 星野くんが? んまあんまあ…」


んまあって言いにくくないのかなぁ…。

しかもすごく大袈裟にのけぞって、右の手の甲を口元に当てている。


「ではもう公表してよいですわね? そうすればきっと…」


「あ、それは無理ですね」


「んまあ!」


あ、また出た。んまあ。